前立腺の病気

前立腺はクルミぐらいの大きさで、膀胱の真下に尿道を取り囲むような形で存在しています。
言うまでもなく、男性にしかありません。

前立腺の病気はそれほど多くなく、次のようなものがあります。

●急性前立腺炎
●慢性前立腺炎
●前立腺症候群
●前立腺肥大症
●前立腺癌

このうち前立腺肥大症は非常に多く、高齢になるとほとんどの男性がかかると言われています。

前立腺肥大症の自己導尿の手順

まず、泌尿器科で自己導尿セットをもらいます。

自己導尿セットは、カテーテルという細い管と、それを入れるケースからなった、大変簡単な器具です。

使い方の手順は次のようになります。

@排尿してから、石鹸で手を良く洗って、便座に腰掛けます。

A消毒用の綿で亀頭部の尿道口を丁寧に消毒します。

Bカテーテルをケースから取り出し、尿道口に挿入します。

Cカテーテルの先端にはキャップが付いていますので、カテーテルの先端を便器にたらし、キャップをはずして、尿を排出します。

Dカテーテルをゆっくり抜き取り、よく洗ってケースに保管します。


カテーテルを挿入するときは、少し怖い気がするかもしれませんが、下腹部の力を抜くと無理なく挿入できます。

前立腺肥大症の自己導尿

前立腺肥大症では、残尿感や尿漏れの心配のため、怖くて外出ができないということになりがちです。

また、寒くなると尿道括約筋が緊張し、お酒を飲んだ時なんかに前立腺部尿道がむくんでしまい、尿閉が起こることもあります。

こういうとき間欠自己導尿法をマスターしておくとあわてなくて済みます。

間欠自己導尿法とは、自己導尿セットという器具を使って尿を排出する方法で、
外出先でもすることができます。

前立腺の健康は普段の食生活から

男性は壮年になるにつれて前立腺の健康を考えることが重要になります。

その場合の対策の一つは、食生活に注意を払うことです。

特に、余分な飽和脂肪酸を避け、緑黄野菜やくだものを十分にとる必要があります。

食事がどうしても不規則になりがちの人は、良質のサプリメントで必要な栄養素を補うことは、かなり有効です。

丁寧に作られた前立腺用のサプリメントには、ノコギリヤシのバルメット果実とかビジウムから抽出されたエキスが含まれています。

これらは、前立腺の健康だけでなく、男性の性機能の向上にとても効果があることが知られています。

アメリカでは、このサプリメントを使ってED(勃起不全)の治療にあたる栄養療法医も少なくありません。
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