前立腺マッサージと直腸診(直腸指診)

前立腺マッサージと直腸診(直腸指診)は基本的にはまったく同じ動作です。

直腸診(直腸指診)は前立腺に異常がないかを調べるためのものです。

まず、患者は仰向けになって足を開くか、ひざをかかえます。

次に医師が指に手袋をはめ、ローションを塗って指を肛門から直腸に入れます。

そして直腸壁をへだてて前立腺を触診するわけです。

指を入れるときにヒヤッとしますが、特別な痛みはまったくありません。

この検査では、前立腺の大きさ、形、表面のようす、弾力、押さえた時の痛みの有無を調べます。

前立腺肥大症の場合は大きさや弾力が違います。

前立腺がんの場合は、異常に硬かったり、表面が凸凹した感触があります。

前立腺肥大症の人の生活上の注意

前立腺肥大症は、日常生活で少し工夫をすることで、症状を緩和できます。

?@お酒や刺激の強い食べ物を控える
前立腺が充血すると尿道が狭くなるからです。

?A便秘を防ぐ
直腸に便がたまると尿道を圧迫します。

?B水分を制限しない
水分を制限することは前立腺肥大症にとって逆効果です。

?C排尿を我慢しない
排尿を我慢すると腎臓や膀胱に悪影響を与えます。

?D下半身を冷やしすぎない
冷えると頻尿になりやすくなります。

?E同じ姿勢で長時間座り続けない
前立腺を圧迫し、全身の血行が悪くなります。

?F適度な運動をする
全身の血行が良くなります。

?Gぬるめのお風呂にゆっくり入る
熱すぎるお風呂は好ましくありません。

前立腺肥大症の自己導尿の手順

まず、泌尿器科で自己導尿セットをもらいます。

自己導尿セットは、カテーテルという細い管と、それを入れるケースからなった、大変簡単な器具です。

使い方の手順は次のようになります。

@排尿してから、石鹸で手を良く洗って、便座に腰掛けます。

A消毒用の綿で亀頭部の尿道口を丁寧に消毒します。

Bカテーテルをケースから取り出し、尿道口に挿入します。

Cカテーテルの先端にはキャップが付いていますので、カテーテルの先端を便器にたらし、キャップをはずして、尿を排出します。

Dカテーテルをゆっくり抜き取り、よく洗ってケースに保管します。


カテーテルを挿入するときは、少し怖い気がするかもしれませんが、下腹部の力を抜くと無理なく挿入できます。

前立腺肥大症の自己導尿

前立腺肥大症では、残尿感や尿漏れの心配のため、怖くて外出ができないということになりがちです。

また、寒くなると尿道括約筋が緊張し、お酒を飲んだ時なんかに前立腺部尿道がむくんでしまい、尿閉が起こることもあります。

こういうとき間欠自己導尿法をマスターしておくとあわてなくて済みます。

間欠自己導尿法とは、自己導尿セットという器具を使って尿を排出する方法で、
外出先でもすることができます。

前立腺の健康は普段の食生活から

男性は壮年になるにつれて前立腺の健康を考えることが重要になります。

その場合の対策の一つは、食生活に注意を払うことです。

特に、余分な飽和脂肪酸を避け、緑黄野菜やくだものを十分にとる必要があります。

食事がどうしても不規則になりがちの人は、良質のサプリメントで必要な栄養素を補うことは、かなり有効です。

丁寧に作られた前立腺用のサプリメントには、ノコギリヤシのバルメット果実とかビジウムから抽出されたエキスが含まれています。

これらは、前立腺の健康だけでなく、男性の性機能の向上にとても効果があることが知られています。

アメリカでは、このサプリメントを使ってED(勃起不全)の治療にあたる栄養療法医も少なくありません。

経尿道的前立腺切除術(TURP)

経尿道的前立腺切除術(TURP)は前立腺肥大症の手術のうち、もっとも代表的なものです。

TUR(Trans Urethral Resection)、あるいは前立腺の意味であるP(Prostate)を付けてTURPと呼ばれることもあります。

TURPは、直径8ミリ程度の筒状の機械を尿道から挿入し、内視鏡で中の様子を確認しながら、肥大した部分を電気メスで切り取ります。

性機能の低下など後遺症もほとんどなく、開腹手術とは違って、体にかかる負担が小さいので、高齢者でも安全に受けることができます。

ただし、次のような人はTURPを受けることができません。

■尿道が狭くて、切除鏡が挿入できない人
■前立腺肥大の程度が大きすぎる人
■合併症があって、手術が困難な人
■全身の状態が悪い人
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