前立腺肥大症は良性の腫瘍

前立腺肥大症は良性の腫瘍です。

悪性腫瘍であるガンのように周りに広がったり転移することはありません。

命にも別状ありませんので怖れることはありません。

前立腺肥大症は、前立腺が肥大することが問題なのではなく、肥大した部分が尿道を圧迫することが問題なのです。

そのまま放置すると、尿閉を起こしたり、腎臓や膀胱に悪い影響を与えますので、早めに治療しましょう。

適切な治療さえすれば、必ず良くなる病気です。

前立腺肥大症の自己診断チェック

前立腺肥大症の自己診断チェックをしてみましょう。

これは国際前立腺症状スコア(IPSS)といわれるものです。

最近の排尿について なし 5回に
1回未満
2回に
1回未満
2回に
1回
2回に
1回以上
ほとんど
いつも
排尿後、尿がたまっている感じがありましたか? 0 1 2 3 4 5
2 排尿後、2時間以内にまたトイレに行きたくなったことがありましたか? 0 1 2 3 4 5
3 排尿の途中で尿がとぎれることがありましたか? 0 1 2 3 4 5
4 排尿を我慢するのがつらいことがありましたか? 0 1 2 3 4 5
5 尿の勢いが弱いことがありましたか? 0 1 2 3 4 5
6 排尿開始時にいきむ必要がありましたか? 0 1 2 3 4 5
7 夜寝てから朝起きるまで何回トイレに行きましたか?
(回数=点数)
0 1 2 3 4 5


1から7までの点数を合計して、
0〜7点までは正常もしくは軽症、
8〜19点は中等度
20点以上は重症
ということです。

前立腺マッサージとは

前立腺マッサージとは、肛門から指を入れて、直腸壁の上から、前立腺を直接マッサージする方法です。

まず、肛門にローションを塗り、指の奥まで肛門に挿入します。

次に、第一関節を曲げ、直腸壁を押してみると、コリコリした感触があります。

それが前立腺です。

そこをマッサージするのですが、このとき、性行為とは比べものにならないぐらいの強い性的快感があります。

しかも射精を伴わないので、何度も快感を得ることができます。

そのため、風俗店で同様のサービスを行うところがあるようですが、それは医療行為とはまったく異なるものですから、あくまで自己責任であるということを忘れないでください。

前立腺肥大症の予防

■前立腺マッサージ

この前立腺マッサージは、治療としても、予防としても、ひじょうに果的です。
詳しくは「前立腺マッサージとは」をご覧ください。


■サプリメント

近年、ノコギリバルメット果実の脂溶性エキスと、アフリカ産の木の樹皮から抽出したビジウムというエキスが、前立腺の健康に非常に大きな働きをすることが分かってきました。

これらの成分を含むサプリメントを摂ることは、前立腺肥大症だけでなく、すべての前立腺の疾患の予防に大変効果的です。

残念ながら日本製ではこれといったものが見当たりませんが、サプリメント先進国のアメリカには、100%天然で、なおかつ添加物を一切含まず、EDにも効果的という、きわめて優れた製品があります。

アメリカ製品の個別の商品名を上げることは、薬事法で禁じられていますので、メーカー名は伏せますが、とにかくそういうサプリメントが存在するということです。

■マスタベーション

前立腺の健康を維持する上で、適度のマスタベーションはむしろ必要だと考えられています。

前立腺肥大症の治療

■薬物療法

現在行われている薬物療法は次の3つです。
 
@α1ブロッカー

塩酸タムスロシン(ハルナール)、塩酸テラゾシン(ハイトラシン、バソメット)、塩酸プラゾシン(ミニプレス)、ウラピジル(エブランチル)、ナフトピジル(アビショット、フリバス)など。

Aアンチアンドロゲン薬

酢酸クロルマジノン(プロスタール、プロスタールL)、アリルエストレノール(パーセリン)など。

B不安定膀胱に伴う刺激症状(頻尿、尿意切迫、切迫性尿失禁)に対する生薬・漢方薬



■手術療法

@経尿道的前立腺切除術(TURP)

Aレーザー治療

B温熱療法

C尿道バルーン拡張法尿道ステント挿入法



■前立腺マッサージ

前立腺は薬が行き渡りにくく、薬物療法だけでは十分な効果を得ることは困難です。

そこで登場するのが、この前立腺マッサージで、非常に効果的です。

前立腺肥大症の症状

前立腺肥大症には第1期から第4期までの症状があります。

■第1病期−膀胱刺激期
 
次のような排尿障害の症状が出る時期です。

●夜間にトイレに行く回数が多くなる
●尿の勢いがない
●尿がなかなか出ない
●尿が少ししか出ない
●尿を排泄し終わるまで時間がかかる

■第2病期−残尿発生期

 尿をした後もまだ残っているような感じ(残尿感)がある。

■第3病期−慢性尿閉期

■第4病期−完全尿閉期

まずトイレに行く回数が増え、さらに、一回の排尿に数分かかるようになります。
時には尿が全く出なくなることもあります(尿閉)。

前立腺肥大症とは

前立腺肥大症とは、前立腺の「transition zone」と呼ばれる部分が肥大するもので、原因はよく分かっていません。

去勢された男性が発症しないことから、おそらく男性ホルモンが関与しているのだろうと考えられています。

前立腺肥大症は年齢と深い関係があり、40歳から50歳代で症状が出始め、60歳で60%、80歳代で80%がかかると言われています。

前立腺の肥大は癌のような悪性の腫瘍ではなく良性の増殖ですから、命にかかわるようなものではありません。

ただ、そのまま放っておくと、ひどい場合には尿閉といって、尿が出なくなりますので、正しい処置が必要になります。
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